?Prev | | Next?
毎月の給与の振込み業務は、人数が多くなるとかなりの事務負担になります。

銀行窓口やATMを利用するのは待ち時間が掛かりますし、銀行まで行く時間も惜しい時もあると思います。
ネットバンキングなどを利用すると、待ち時間も無く振込料も安くなることが多いですけれども、銀行の3営業日前までに事前手続きをして振込総額を用意しておかなければならないなど、資金繰り的に厳しくて利用できない場合があります。

例えば弥生給与からデータを生成させて振込を一括で処理することができる「弥生の一括振込みサービス」を利用しますと、振込料も安いですし、当日午前11時半までに振込総額を用意すれば良いので資金繰りも楽です。

給与の振込み以外にも、弥生販売と連動して買掛金や経費などの支払い用にも使うことができます。

このように市販のソフトを活用することで、毎月の事務処理の負担を軽減することができる状況は増えております。


学生の時に北米大陸を旅して驚いた光景の1つが、ドライブスルーのATMでした。
20年以上経ちますがまだ日本では見たことがありませんけれども、どなたかご存じですか?

Drive-Thru ATM @ El Paso in 1988
Drive-Thru ATM @ El Paso in 1988
dizitized by photoseipa.co.jp

「事業主の皆さまへ 厚生労働省から雇用保険の手続きに関するお知らせです」というハガキがとどきました。

厚生労働省からのハガキ

目的がよくわからなかったのですけれども、すべての事業主に対して、適正な雇用保険の届出が行われているかを確認するために送られているものだそうです。

一応事業所名と適用事業所番号そして昨年平成23年10月31日現在の被保険者数(その事業所で雇用保険に加入している従業員数)が記載されておりますので、その内容を確認して誤りが有れば連絡をしろと言うことです。

それだけのためにわざわざすべての事業主にハガキを送付する必要があるのかわかりませんが、もしかすると届出の住所が実在するかなどの確認をしているのかも知れません。

役所などから書類が届きますと、ご自身で開封もせずに慌ててお電話をいただく関与先様も少なくありませんが、今回の内容は別に怖い物ではありませんから、内容をご確認いただきまして誤りが無ければ特に何をする必要もございませんので、驚かずに開いてご確認ください。
今年3月分(4月納付分)からの健康保険の料率が変更になります。
都道府県ごとに料率が異なりますので、該当する都道府県を間違えないように料率をご確認ください。
[平成24年度の保険料額表]

これは毎度のことですけれども、ご自身の会社の給与サイト(締め日と支給日と社会保険の納付日)を再確認いただきまして、いつお支払い分の給与から新しい保険料率による天引きを始めれば良いのかをお確かめください。

ちなみに今回の変更は、会社が給与支給の際に天引きをして預かりました金額に会社負担分と児童拠出金を合計した金額の納付が4月分(口座引落しの場合には曜日の関係で平成24年5月1日分)からとなります。

平成24年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(神奈川県)
平成24年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(神奈川県)
昨年開業した宮古の美容室「びようしつyula」から2種類の保険についての相談がありました。

1つは自分が経営者になったために一般には労災には加入できないけど、何か良い保険は無いか?と言うことです。
そのような場合に私は「あんしん財団」をご紹介しております。

毎月2000円の保険料で、業務中はもちろん、プライベートの時でも海外でも、怪我をした場合には、通院で1日当たり2000円、入院では1日当たり6000円の保険金が支給されます。

それ以外にも災害防止のために備品を購入したり健康診断を受けた場合や、契約施設にご家族も含めて宿泊した場合には、助成金が出ますので、中小企業は福利厚生にも利用できます。

またもう2つは、美容室で接客中などにお客様に怪我をさせてしまったり、お客様の服や持ち物を破損してしまった場合の保険についてです。

こちらも実はあんしん財団の加入者限定で、特別な総合賠償責任保険というものがあり、団体扱いの割引料金で加入することができます。

最終的に加入するかどうかは別としましても、あまり知られていないけれども安くて使いやすい保険がいろいろとありますから、選択肢として調べてみることは経営者には良いことかと思いますので、ご興味がございましたならばご連絡ください。

宮古の知人、Motorcycle Shop BELL FRAME の Wattaruさんが撮った写真を、Bar Puse の P-Boo が音楽を付けて編集したカッコ良い宮古の映像をご紹介します。

Islands of Miyako

厚生労働省からハガキが届きました。

厚生労働省からのお知らせ

これまでは労働保険の申告書の提出と、そこに記載しましたその年分の労働保険料の納付は、毎年7月10日までにしなければなりませんでしたが、今年2月10日までに申込み手続きをするとと9月末に口座引落しとすることができるようになりました。

労働保険料の年額が40万円を超えている場合には、第2期と第3期の支払いも、これまでの10月末及び1月末から、それぞれ11月14日及び2月14日の引落しとなりますので、資金繰りも少し余裕ができそうです。

窓口が混雑している月末に金融機関に行かないで済むことは、忙しい経営者にとりましてはとても助かりますし、払い遅れや払い忘れもなくなりますので、この機会に手続きをされるのが良いかと思います。
 
申込用紙(口座振替依頼書)をダウンロードして、口座をお持ちの金融機関の窓口に提出してください。

届いた案内ハガキから、今回の労働保険料の口座振替のページを探し当てることはかなり大変でした。
一応コールセンターの無料電話番号(0120?325?537)は書いてありましたけれども、申込用紙を入手するためには結局サイトへアクセスしなければならないのですから、もう少しわかりやすいURLなどの説明があれば、問い合わせの電話も減って、全体的な経費の削減になるのではないかと思いました。
平成21年の年末にリーマンショック対策として中小企業などの借入金の返済を猶予する、いわゆるモラトリアム法(中小企業金融円滑化法案)が施行されて、その年度末の平成22年3月には相当数の駆け込み需要がありました。

当初は昨年3月末までだったのですけれども、東日本大震災やギリシャの財政危機に端を発した円高問題などを考慮して、昨年末に1年間の再延長が決まり、今年3月末までとなりました。
3月で適用が切れる借入れはもちろんですけれども、当初の適用依頼の集中のために年度を超えて年度初めに適用になった借入れなども延長の対象になります。

当初は1年返済を猶予すれば多くの企業は立て直せるのではないかと予想されておりましたけれども、現状ではほとんどの企業が昨春2年目の猶予手続きをして、それでも、いや更に苦しい状況に陥っているというのが現状でしょう。

適用切れまでにはまだ2ヶ月ほどあるのですが、手続きが集中することを予想しているのか、早い金融機関では既に延長手続きのための書類の提出を求めてきているところもあるようですので、直近までの試算表やこの先半年若しくは1年分の資金繰り表などをご用意ください。

試算表と異なり資金繰り表は所定のひな型と言うものが無く、業種というよりも企業ごとにそれぞれ異なることが一般的ですから、作成方法などがご不明であれば単発でのご相談も承りますので、ご連絡いただければ幸いです。

未明から降り出しました。今年の初雪です。
今日は積もらないと思いますけれども、午後から打合せで上京しなければならないので、電車が止まらないように願っています。

平成22年の初雪@大船
平成22年の初雪
平成24年経済センサス・活動調査という調査用紙が今朝事務所に届きました。月末に取りに来ますので、それまでに記入しておいてください、とのことです。
あまり記憶が無かったので調べてみましたところ、3年前の平成21年7月にも同様の調査が行われているようですので、多分その時にも記入をして提出しているのだろうと思います。

平成24年経済センサス・活動調査

経済センサスとは、事業所や企業の経済活動の状態や産業構造を明らかにすることで、各種統計調査の実施のための母集団情報を整備することが目的、だそうです。
そのため国内のすべての事業所・企業が対象となっておりますので、事業者の皆様のお手元にも何らかの形で届くのではないかと思います。

私のところへ届いたものは「個人経営者用」と書かれたA3大の用紙が1枚で、両面に必要事項を選択若しくは数字を記入する形式です。
事業所名称や電話番号などの基本情報は印刷済みですから、記入自体にはそれほど時間は掛からないようですけれども、記入内容を調べるにはちょっと時間が必要でしょう。

例えば昨年平成23年1年間の売上げや経費の内訳を各項目があり、私などまだ確定申告の準備もしていないために経理データを確定させなければ記入できません。
ちなみに法人の場合には「平成23年を最も多く含む決算期間」での記入も認められているようですので、昨年6月30日以後に決算日を迎えている1年法人の場合にはその決算書の金額を記入するのが簡単です。

その他にも電子商取引の有無や割合、設備投資の有無と金額や自動車の保有台数も尋ねられておりますし、飲食サービス業の場合には8時間の雇用者数とか、映画館では年間入場者数、塾などのでは昨年末現在の在籍者数など、業種に応じて記入内容も異なっておりますからご注意ください。
10月1日から最低賃金が引き上げられました。神奈川県はこれまでの818円から一気に18円も増えて836円です。

一番高い東京の837円に次いで、1円差で全国2位の高さです。3位が大阪の786円であることを考えますと、ダントツのワンツーです。
周辺県では千葉が748円、埼玉が759円と100円近くも開きがあります。

全国で一番安いのは今回改定が無かった島根・宮崎と沖縄の642円で、東京や神奈川とは200円近くも差があることになります。
地域ごとの状況を加味してのことでしょうけれども、この価格差や改定の有無などあまり明確な根拠が見えない気がしているのは私だけでしょうか?


 平成23年度地域別最低賃金改定状況

都道府県名最低賃金時間額【円】発効年月日
北海道705(691)平成23年10月6日
青森647(645)平成23年10月16日
岩手 (644) 
宮城675(674)平成23年10月29日
秋田647(645)平成23年10月30日
山形647(645)平成23年10月29日
福島 (657) 
茨城692(690)平成23年10月8日
栃木700(697)平成23年10月1日
群馬690(688)平成23年10月7日
埼玉759(750)平成23年10月1日
千葉748(744)平成23年10月1日
東京837(821)平成23年10月1日
神奈川836(818)平成23年10月1日
新潟683(681)平成23年10月7日
富山692(691)平成23年10月1日
石川687(686)平成23年10月20日
福井684(683)平成23年10月1日
山梨690(689)平成23年10月20日
長野694(693)平成23年10月1日
岐阜707(706)平成23年10月1日
静岡728(725)平成23年10月14日
愛知750(745)平成23年10月7日
三重717(714)平成23年10月1日
滋賀709(706)平成23年10月20日
京都751(749)平成23年10月16日
大阪786(779)平成23年9月30日
兵庫739(734)平成23年10月1日
奈良693(691)平成23年10月7日
和歌山685(684)平成23年10月13日
鳥取646(642)平成23年10月29日
島根 (642) 
岡山685(683)平成23年10月27日
広島710(704)平成23年10月1日
山口684(681)平成23年10月6日
徳島647(645)平成23年10月15日
香川667(664)平成23年10月5日
愛媛647(644)平成23年10月20日
高知645(642)平成23年10月26日
福岡695(692)平成23年10月15日
佐賀646(642)平成23年10月6日
長崎646(642)平成23年10月12日
熊本647(643)平成23年10月20日
大分647(643)平成23年10月20日
宮崎 (642) 
鹿児島647(642)平成23年10月29日
沖縄 (642) 
全国加重平均額 (730) 


労働者の生活を守ることは重要ですけれども、雇用者の実情ももう少し考慮してもらいたいかなと、このままでは東京や神奈川の中小企業は雇用を抑えなければならないか、もしくは他県に移転しなければ経営を続けられなくなってしまいそうです。


今年も労働保険料・一般拠出金 申告書が届きました。
今年の提出期間は6月1日(水)から7月11日(月)までです。

労働保険料・一般拠出金 申告書

まだ詳細の確認はしていないのですが、「平成22年度 確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」の書式がこれまでと変わったようです。

我が事務所用には、過年度まではネットで見つけたものを使わせていただいておりましたので、今年も適当なものが無いかと探しましたところ、厚生労働省のサイトに見つけました。

 厚生労働省:平成22年度 確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表(エクセルデータ)

数式も埋め込まれているようですので、このままダウンロードをして該当項目に入力をした結果を、これまでのように「概算・確定保険料 一般拠出金 申告書」へ転記して、金額を計算すれば完成です。

7月11日(月)は、社会保険料の算定基礎届けと今年上半期分の源泉所得税の納期限でもありますので、事務作業が集中しますからできるだけ早めに処理をなさってください。
飲食業を営む関与先様から、毎月の給与処理を効率良くできないか?とのご相談をいただいておりました。

複数の店舗を経営されており、店舗ごとに勤怠管理や給与計算の方法が異なるなるため、単純にタイムカードで出退勤を管理するだけではありません。
毎月末に手作業で給与の集計をされているのですが、1店舗で60人ほどのアルバイトの方がいらっしゃるためとにかく大変です。

お話しを伺いして具体的な処理方法を確認しましたところ、既存のソフトを購入して使うよりも、オリジナルのプログラムを開発した方が使い勝手が良く、経理担当の従業員の負担を減らせられるので結局は費用対効果が高くなると判断しました。

私自身にデータベースプログラムを組む技量はありませんので、関与先様のプログラム開発会社にご相談をしまして、私が通訳のような形で間に入りって仕様の作成と動作確認を行うことで、両社が合意して開発をしました。

そしてやっと使えるバージョンが完成をして、今月の給与処理からお使いいただいております。
このような経営のお手伝いもさせていただいております。

FileMaker9Pro
今回の開発にはデータベースソフト「FileMaker9Pro」を使いました。

?Prev | | Next?