一昨年経営破綻して上場廃止となっていた日本航空の再上場を、東京証券取引場が承認しました。

企業再生支援機構が持っている全1億7500万株を、9月10日に価格を決めて、9月11日から14日の間に販売をして、翌週の9月20日(木)から上場となる予定です。

今春の決算で過去最高の2000億円超の営業利益を出したとは言え、国民の税金で国有化しての回復直後の再上場では、ちょっと納得できない部分もあります。

その上しばらく税金免除などの優遇措置を受けるのであれば、上場しても配当は無しにしてもらわなければ、以前の株主優待券目当ての小口個人株主だった人たちは納まりが付かないのではないでしょうか。

その株主優待券はどうなるのでしょう?
個人的には再開してくれることはうれしいですし、そうなればそれ目当てで小口株主になるのも良いかも知れないですが、最近では米国facebookの例もありますので、当初価格からすぐ下落ということも考えられますから、当面は様子見でしょうか。

日本の翼