昨年の輪番停電対策として購入したUPS(無停電電源装置)が、バッテリの劣化状態を判定する機能が正常に動作しないことが判明したそうで、その対策としてユーザー自身でファームウェアの更新をしてください、というメールが届きました。

UPSのユーザー登録をした記憶が無いので不思議に思って届いたメールの差出人を見てみると、購入をしたネットショップからのものでした。
メーカーなのかショップなのかはわかりませんけれども、キチンと顧客管理ができているのは素晴らしいことです。

指示の通りに新しいファームウェアをダウンロードして、UPSに接続しているすべての出力コンセントを外して、更新するために使うWindowsPCをUBSケーブルで繋いで更新プログラムを実行させれば良いそうです。

理屈はわかりますし、それを行える環境と知識がある人には良いと思いますけれども、果たしてUPSを使っている人のどれくらいが理解して実行できるのでしょうか?
一応ファームウェアをダウンロードできない人は、CD-ROMでの提供もしますとのことですが…。

UPSなどと言うものを自分で購入して使おうと思う人ならば、この程度のことは理解できるだろうし、対応できるでしょうと言われば、確かにその通りかも知れません。
メールを1通一括送信するだけで、不具合対策が解決できてしまうとは、メーカにとってはとても便利な世の中になりました。

昨晩は毎年恒例の八景桜の花見でした。
十三夜の月と八景桜